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議会活動

岡山市議会での個人質問の内容を要約して掲載しました。

平成23年 9月定例岡山市議会 個人質問

景気対策について

Q:岡山市の景気対策を教えてください。昔は景気対策に公共工事を行っていましたが、今後の公共事業量の方針はどうなりますでしょうか?また、岡山市の新しい成長戦略はどうお考えですか?
A:岡山市では景気対策として経済雇用対策予算を編成し、各種事業に取り組んでいます。この6月にも木造住宅耐震改修補助事業、企業用地等調査事業等を予算化し、これらの事業を含め公共事業の早期執行に努めています。
公共事業費については、補助事業費は国の予算編成方針に沿い、単独事業は地方財政計画での伸び率をもとに決定しております。最近では経済対策による公共事業の追加で、対前年度比7.7%増(平成21年度)、13.8%増(平成22年度)、3.6%増(今年度予算)となっています。今後も国の動向や、市の財政状況で方針を決定していきます。
岡山市では岡山市都市ビジョンを掲げ、実現に取り組んでいます。その中で、産業振興ビジョンを策定し、市内企業の新分野進出や既存事業の高付加価値化などの成長戦略を図り、新たな分野に挑戦する事業者の支援等を行っていきます。
資金問題に対しては、中小企業の緊急保証制度等による支援を行っており、対象業者についても見直しをしております。また、中小企業家金融円滑化法の延長期限が今年度末で終了で、今後、国の動向に注視しつつ、岡山市としても適切で効果的な融資等の施策を検討していきます。

雇用対策と就労教育について

Q:岡山市の雇用対策の基本方針と、子どもたちの就労教育について教えてください。
A:中小企業の経営基盤強化により、雇用の受け皿づくりと、企業と若者たちのマッチングを図ることが大切だと考え、緊急雇用事業や就業体験と研修を行い、地域の企業等で就業に結びつけるための地域人材育成事業等を実施しています。また、就労教育については、学校教育そのものが社会に出て自立していくための教育ですが、その中でもキャリア教育という形で工場見学、職場体験学習や校外での体験学習等に取り組み、進路を考えるきっかけや勤労観、就業観の育成をしております。

岡山市西部地区整備について

Q:岡山市西部地区の幹線道路整備と、総合公園の設置についてお聞かせください。
A:西部地区のおもな幹線道路はいずれも朝夕著しい渋滞が発生しており、国と連携を図りながら解消に努めています。現在、県道川入・巌井線は今年度の、吉備津・松島線は平成27年度の供用を目指して拡幅工事を実施し、国道2号、180号、総社・一宮バイパスも改良・整備を実施しております。これらの事業の整備効果を見極めながら、都心と西部地区を結ぶ幹線道路の整備を検討してまいります。
総合公園は岡山市に5ヶ所あります。西部地区にはありませんが、同等の規模・機能を有する山田グリーンパークがあります。こちらの使用状況を見つつ検討いたします。

子ども手当について

Q:子ども手当の制度の内容と、支給される時期について教えてください。
A:10月分から来年3月分までの子ども手当については、支給月額が3歳未満は1万5,000円。3歳から小学校修了前の第1子、第2子は1万円、第3子以降は1万5,000円。中学生は1万円。所得制限はありません。支給時期は、これまで同様10月分から1月分までを平成24年2月に、2月・3月分を6月に支給します。また、新たな支給要件として、子どもの国内居住要件の設定、児童養護施設等に入所している場合は施設設置者等に支給などがあります。

防災拠点整備と災害対策について

Q:防災拠点の現状と災害時連絡網の整備について教えてください。避難勧告と避難指示の違いと出る基準についても教えてください。
A:岡山市の水防倉庫は、拠点となる今水防倉庫をはじめ、各地域センター、各消防署など市内に55ヶ所設置しています。今回の災害対策対応の問題を真摯に受け止め、水防倉庫の場所、資機材の備蓄状況、不足資機材の調達方法等の周知、関係部局と連携を行い早期対策します。
避難指示は避難勧告後に状況が悪化または突発的に災害が発生し、直ちに避難行動を開始しなければならない等、被害の危険が目前に迫っている場合に発令されます。

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